勉強が捗らないを無くす!勉強場所を確保する事の大切さ

「青空学習」は気分が開放されるから気持ちよく勉強することができる、とはよく言ったものです。

普段空気の澱んだ環境の中で勉強している方にとって、リフレッシュを兼ねて外で勉強するというのは非常に効果的な場合があるでしょう。

ただ、ここから、「青空学習=勉強にとって最適の環境だ」ということが導かれるわけではありません。

あなたは大雨の中、教科書を開くことができますか?

あるいは、毎日毎日同じように外で勉強していると、せっかく得られるはずの「快適さ」は、日々なくなっていくでしょう。

あくまでも限界事例ですので細かいツッコミはご容赦下さい。

何を申し上げたいかといいますと、勉強する際には環境を整えることが大切であるということを箴言したいのです。

勉強する場所の大切さについて

例えばシンプルに、椅子が固くて合わなければ勉強に集中することはできませんよね。

また、このような物理的な意味合いの環境ではなく、あまりにうるさい環境の中でもまた集中して勉強することはできないでしょう。

あなたがどれだけ高い意識をもっていたとしても、場所・環境がそれを妨げるものであれば、集中して勉強をすることはできません。

つまり、効率的な勉強・効果的な進捗を目指すのであれば、自分の勉強に対する意識を高めることも大切ですが、それに加えて、集中できるための環境・場所を整えることもまた非常に重要な意味合いをもってくるのです。

同じ場所で勉強し続けることは難しい

さて、自分の勉強部屋でしっかりと集中して勉強することができるという方。

自分の部屋の中にどれだけ勉強の邪魔になるような誘惑が散りばめられているとしても、その誘惑に負けずに学習を進めることができるのであれば、おそらくあなたは自分の集中力と上手に付き合うことができているのでしょう。

ただ、大抵の方にとって、自室での学習というのは、常に「何かとの戦い」と言っても過言ではない状況を孕んでいるのではないでしょうか。

つまり、集中して勉強することができているとしても、そこには潜在的に勉強以外の要素が含まれていてしまっているので、ふと勉強に対する意識が途絶えたときに、簡単に勉強から離れうる状況に至ってしまう、というように。

勉強をする上で知っておくべきこと

まず知っておいていただきたいことは、「勉強をはじめること」「勉強をし続けること」には、原動力・勢いが必要であるということです。誰にとっても勉強とはツラく苦しいものです。

そして、勉強し続ける時間が長くなればなるほど、集中力も減殺されていきます。つまり、そもそも「勉強し続けること」自体が難しいのです。

そして、これに輪をかけて、「同じ場所に居続けること」もまた難しいことです。

例えば部屋の中で漫画を読んでいるとして、あなたはいつまでも同じ体勢で漫画を楽しみ続けることはできますか?おそらく無理でしょう。同じ場所に居続けると、その状況自体に「飽き」が生まれてしまいます。

以上から、同じ環境で勉強をし続けることは、そもそも非常に困難なことなのです。この前提をご理解いただいた上で、勉強するための環境をどのように確保すれば良いのかを考えていきましょう。

参考リンク:勉強に集中できない理由と集中力を高めるために必要なこと

複数の勉強場所を作ることの提唱

一つの場所で勉強し続けることが難しいという前提をご理解いただいたのであれば、当然いくつかの勉強場所を確保しておくことの必要性を感じて頂けると思います。

どうしても勉強しなければならないという状況なのに、自分が唯一もっている勉強場所での気分が乗らないとき、それはあなたにとって緊急事態と言えるでしょう。

リスクマネジメントの観点から、複数の勉強場所を確保しておくことが大切となります。

それぞれの生活環境があるでしょうから、具体的な場所についてはそれぞれご判断いただくとして、私の場合は、次のような場所を勉強場所として用意していました。

通常の勉強場所

まずは、テスト前ではない勉強のとき。主に近所の喫茶店二店と、学校の図書館を利用していました。

もともと自室ではあまり勉強が捗るタイプではなかったので、基本的に外で勉強することが多かったです。しかも、普段はこのような場所で他の大勢の学生と鉢合わせることもありません。比較的快適に勉強することが出来ました(喫茶店代はかかりましたが)。

テスト期間の勉強場所

次に、テスト期間には、基本的に自宅にこもって勉強していました。

試験前はさすがに切羽詰まっているので、「家は勉強できない」というような甘え事を言う余裕はなく、自室でも十分に勉強することができました。気がのらないときには喫茶店へ、それでもダメなら、友人と一緒に問題を出し合うという効果もかねて、学校で勉強をしていました。

皆さんのライフスタイルで可能な範囲で、いくつかの勉強できる場所を作っておけば、たとえAで勉強がのらなかったとしても、Bでなら勉強が捗るかもしれません。

分散させておくことのメリットです。

参考までに他サイトで紹介されていた集中できる勉強場所をご紹介しておきます。

    1. 図書館
    2. 自分の部屋(自室)
    3. リビング
    4. 予備校の自習室
    5. 放課後の教室
    6. ファミレス
    7. ファストフード店
    8. 喫茶店・カフェ
    9. 有料の自習室
    10. 漫画喫茶・ネットカフェ

東大生おすすめの集中できる勉強場所ベスト10!

勉強する場所の環境について

さて、最初に「椅子が固いとダメ」というようなことを言いましたが、案外バカにできません。椅子が身体にしっくりこないと、長時間の勉強には耐えることができません。

ここから関連することとして、机周りの状況はしっかりと整えておく必要があります。

例えば、よく利用する参考書なのに、机から離れた本棚に直しておくのでは、都度取りに行く必要が生まれるので不適切でしょう。

椅子から立ち上がらなくても手に取れる場所に、勉強にとって必要なものは揃えておかなければなりません。

これに関連して、手に届く範囲に、勉強にとって不要なものはできるだけ置かないようにこころがけましょう。すぐ横に漫画があって、それを無視して勉強し続けることができますか?

私なら無理です。無意識のうちに、参考書ではなく漫画を読みこんでしまっているでしょう。

中高生なら、勉強机のデザインなど、もう気にはならない年頃でしょう。完全に勉強に特化した机にしてしまうのも、効率的な勉強の手助けになるのではないでしょうか。

さいごに

勉強をするためには、気を配るべきことがたくさんあるのはご存じの通りで、あまり重要と思われないかもしれませんが、今回ご説明したように、環境・場所を整えることもまた、勉強の土台作りという意味で非常に重要なことであることをご理解いただければと思います。

基本的に一人で勉強することを念頭においてご紹介しましたが、例えば、勉強のためには、友人と一緒に作業をした方が効率的なこともあります。

社会などでは、友人と問題を出し合ったりする方が定着を図ることができる場合があるでしょうし、英語・数学に関しても、内容が難しいものであれば、誰かと一緒に議論をしてみた方が、深い理解を得やすい場合があります。

このように、一緒に勉強する「友人を見つけること」もまた、場所・環境を整えるという意味に含まれてきます。勉強は自分でするものですし、自分で責任を取らなければならないものです。しかし、誰かとともに頑張ることによって、一人では得ることができない効果を認めることもできるものでもあります。

効率的な学習のため、自分に合った環境・場所を作れることを祈っています!

おすすめリンク:効率の良い勉強法を実現するために!あなたがすべきこと!

 

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