ケアレスミスを無くすために!京大に合格できた私のケアレスミス対策

ミスをしない人間はいない。

世にはいくつもの真理が溢れていますが、これもまた確たる真理として存在するものでしょう。そうです、人間はどうしてもミスをしてしまうのです。

アイスクリームを落としてしまう。躓いてこけてしまう。教科書を忘れてしまう。誰でも経験があるでしょうし、大抵のミスは、笑ってやり過ごせるものです。

ただ、残念ながら、笑ってやり過ごすことができないミスもありますよね。できるだけ高得点をとるのが望ましいとされる入試において繰り出されるケアレスミスは、まさにこの一つでしょう。

「テストでミスしても笑ってやり過ごせばいいじゃないか」

それぐらい大きな器でいられることは、ある意味では素晴らしいことでしょう。

ただ、もしそれが入試で、ミスさえなければあと1点で合格点をクリアしていた、という状況ならばどうでしょうか。

笑ってやり過ごせばいいですか?

できれば、このような事態は避けたいものではありませんか?

ケアレスミスをなくすために

ケアレスミス一つで、人生が大きく変わるのです。どの学校に行くかで全ての優劣が決まるということではありませんが、ケアレスミスをした所為で自分の道が決められてしまう、というのは、どうにも納得できないとは思いませんか?

ということで、今回は、「ケアレスミスを無くすために」いくつかすべきことを提案してみます。

設問のポイントに線をひく

ケアレスミスが起こる原因は、文字通り「不注意」です。

なぜ、不注意が生まれるのか。それは、意識をできていないからです。それならば、意識できるようにしてやればいいのです。

例えば、問題文のポイントとなりそうな箇所に、棒線をひいてみてはいかがでしょうか。

「24の最大公約数の数を答えなさい」という出題であれば、「数を答えなさい」という部分にアンダーバーを引くのです。

問題を読んだときに、線を引いておけば、24の最大公約数を書き出し終わったときに、数を答えなければならないことを忘れてしまっていても、視覚的に注意をひくことができるでしょう。

アンダーバーが目に留まれば、最大公約数を全て答えてしまうというようなミスを回避することができるでしょう。

「設問を二度読む」プロセスでケアレスミスを防ぐ

何も、最初に二回読め、ということではありません。

「設問を読む→問題を解く→もう一度設問に目を通す→解答欄に解答する」というプロセスです。

注意深い方であれば、これこそ無意識にできているかもしれません。が、ケアレスミスがどうしても減らないという方は、一度試してみてはいかがでしょうか。

偉そうに言っていますが、自分がセンター試験を受けたときに、数学でしっかりとケアレスミスをしてしまっています。

センター試験での失敗談

【ア】>【x】>【イ】

という解答欄に、導いた答えを入れなければならなかったのですが、しっかりとアとイの大小関係を逆にして解答してしまっていました。そこまでの計算過程がなかなか大変だったことで完全に気が緩んでしまっていたのですが、なぜかこの部分を見直すことはしていなかったのでしょう。

悔やまれる失点として、十年たった今でも記憶に残っています。

間違えない工夫をする

上の二つは、問題文の読み間違い、という点でのケアレスミスでした。

ケアレスミスのもう一つの巨匠としてよくあるのが、いわゆる「計算間違い」というやつでしょう。算数・数学、小中高生全ての通ずる永遠の課題です。

根本的に、計算に関連したミスに関しては、普段からの反復練習が決定的な差をもたらします。計算ミスをしたくないのであれば、日常的な練習をするようにしましょう。

私の苦手な計算式

お恥ずかしいことなのですが、大学受験当時はもちろん今でもですが、私はどうしても「A÷B=C」という形から、「B=〇〇」という変形をするのが苦手です。

もちろん大学受験でも数学はありましたし、どちらかと言えば数学は得意科目でした。にもかかわらず、この変形にかなりの苦手意識をもっていました。

ただ、苦手意識をもっているというのは逆を言えば、注意して計算する姿勢が生まれるわけで、結果としてこの計算で間違えたことはない、と思います。

苦手意識をもっていただけではなく、実はこの計算をするときに、いつも心がけていたことがあるのです。

私のケアレスミス対策

「A÷B=C」という式は一般化されていますが、「6÷2=3」ならば、誰でもわかるでしょう。ここで、B=○○というものをいきなり考えるのではなく、「2=6÷3」という式を考えるのです。

A÷B=Cと6÷2=3を比べます。

B=○○を考える前に、2=6÷3は簡単にわかります。計算式のそれぞれに対応するものをそのままあてはめると、B=A÷Cという変形をすることができる。

この面倒な過程を、どれだけ複雑な積分の問題を解いている過程でも欠かしたことはありません。

私なりの間違えないための工夫だったのですが、もっと簡単な方法はないものかといつも思案しておりました。

が、結局これに落ち着き、面倒を繰り返し続けて今に至ります。それでも、間違えるよりはマシ、という精神があってこそでしょう。

苦手を知ればミスが減る

それぞれの方が、自分が間違えやすい計算というものをもっているはずです。それならば、それをしっかりと覚えておくことです。

何が苦手で、何をよく間違えるのか。そして、それに対する対応策をもっていると、ケアレスミスは減っていきます。

家庭でできるケアレスミス対策

もし、保護者の方でこれを読んで頂いている方がいれば、その方に向けてですが、小学生のお子さんであれば、家で問題を解いて、親御さんが答え合わせをする、ということがよくあるでしょう。

このときに、お子さんの答えが根本的に間違えているのではなく、ケアレスミスが原因である、というような場合、何が間違えているのかを指摘せずに、何も言わずにやり直しをさせるようにしてみましょう。

ケアレスミスを減らすために一番重要なことは、結局自分で意識をできるかどうか、ということに尽きます。とすると、ケアレスミスをしたということに、まずは気付く機会を作ってやることが効果的でしょう。

ケアレスミスの数だけ成長できる

ケアレスミスの量は性格に大きく左右されます。そして、どれだけ不注意なぼんやりとしたタイプであったとしても、しっかりと粘り強く指導することによって、注意深さは身に付けることができるものです。

勉強についてのミスは他の場面でのミスとは関係がない、ことはありません。大きく関係があります。

例えば、忘れ物をしないように癖付けるだけで、不思議とテストでのケアレスミスも減ります。

お茶碗をひっくり返すことがなくなるだけで、テストのケアレスミスは減ります。日常での不注意が減る=その子が成長している=ケアレスミスが減る、ということです。

逆を言えば、ケアレスミスの数だけ、まだまだ成長できる、ということを意味します。テストだけではなく、他のことについても、普段から気をつけるように工夫をさせることが大切です。

普段から気をつけること

忘れ物を減らすことについても、いくつも方法があるでしょう。前日に用意をする。一度用意したあとに、もう一度確認をする。

それぞれの科目で何が必要か、紙に書きだしておく。このような普段からの作業を無視してしまって、テストでのケアレスミスだけを減らそうというのは少し虫が良すぎます。

そして、これは中学生・高校生であっても同じです。

もちろん、もうすでに立派な大人とも言っても過言ではありません。ただ、「注意深さ」というものは、ある場面だけで発揮しようと思ってもそれは難しいものです。

さいごに、一番大切なことを

「ケアレスミスをなくすためにはどうしたらいいだろう?」と考えているあなたは、間違いなくケアレスミスを減らすことができます。

なぜなら、「ケアレスミスをしてしまっている自分」に気付いているからです。

ケアレスミスを繰り返す人は、ほっておくといつまでもミスを繰り返します。なぜなら、ミスをする自分を客観視できていないからです。

しかし、あなたは既に、ミスをしてしまう自分に気付いています。

それならば、自分がミスをした箇所を徹底的に調べてみましょう。そうすると、不思議と傾向が見えてくるはずです。

ミスは無意識のうちにしてしまいますが、無意識であるが故に、一定の癖が見出されます。その癖に気付くことができれば、もう克服したも同然でしょう。

あとは、繰り返さないための方策をしっかりと練り、忘れずにそれを実践してみましょう。

繰り返します。自分のことをどれだけ客観視できるかがポイントです。テストで良い点数をとるためには、自分を客観的に冷静に分析することからはじまるのです。

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