テストの点数を伸ばすために!目標設定の大切さについて

目標設定の大切さ

どの年次の生徒さんであったとしても、あるいはどのような種類のテストであったとしても、そこでどれだけの点数を獲得できるかは、重要な懸案事項でしょう。

その中で、例えば平均点を目標とする方、百点満点中八十点を目標とする方、あるいは満点を目標とする方、それぞれの生徒が、自分なりの目標をもってテストに挑んでいる場合が多いのではないでしょうか。

今回は、その目標点との関係で、「もう少しで目標をクリアできそうなのに」という状態で足踏みしてしまっている生徒さんに関して、考察してみたいと思います。

 目標の点数を設定することの重要性

そもそも、テストにおいて「目標点」を設定することは非常に重要な作業ですここから説明していきます。

目標ラインを超えることは一朝一夕では身につかない

学校での日常的に行われるテスト、定期テスト、模擬試験など、世の中にはたくさんのテストがあります。それぞれが独自に意味をもつとは言え、終局的には、直接あるいは間接的であれ、受験・入試へとつながるものであると評価して差支えないでしょう。

さて、受験・入試においては、あるボーダーラインを超えることだけが絶対的に重要な意味をもつことになります。合格点を何点超えているかは問題ではありません。

一点であろうが五十点であろうが、及第点を超えているという以上の意味を持つことはありません。

逆に、合格点を下回っているのであれば、あと一点で合格点に達していたのか百点以上足りなかったのかも問題にされることはありません。

ゆくゆくどこかのタイミングでこの残酷な受験を経験することになります。その段になって、はじめて合格点を意識した勉強をするのでは遅すぎます。

ただ、普段のテスト等においては、客観的な意味における合格点というものは基本的に存在しません。

そこで、自分なりの「目標点」を設定し、それをクリアすることによって、ボーダーラインを超えようという意識を普段から磨き上げることが必要になるのです。

日常的なテストから、常日頃「あるラインをしっかりと目標として設定し、それをクリアするための勉強をする」経験を積み上げることによって、合格点を超えることに対してストイックになることができます。

目標ラインを超えるための勉強をする

「テストがあるから勉強する」「テストでいい点数を取るために勉強する」という漠然としたスタンスは、実はあまり効率的とは言えません。

「いい点数」というのは何点なのか、極端なことを言えば、満点もそこには含まれるでしょうし、だとすれば、おそらくテスト勉強に際限はなくなってしまいます。

満点を取得することはもちろん歓迎すべきことですが、おそらくある年次を超えたあたりから、テスト等において満点をとることは難しいことになるのではないでしょうか。

また、小学生の段階であったとしても、皆が当然に満点を目標にできるわけでもないでしょう。それぞれの習得状況に応じた、「現実的な目標ライン」というものが存在するはずです。

他方、テストがあるから一応勉強しましょうか、というような漠然としたスタイルも適切ではありません。テスト勉強に充てることができる時間には限界があるでしょうし、その中でいかに効率良く勉強を進めていくかが重要であるにもかかわらず、どこに焦点をあてているのかわからない目的意識の明確ではない勉強法は非効率の道をたどることになります。

したがって、テストを受ける際には、事前にしっかりと目標点数を設定した上で、その点数をクリアするためにはどのようなペース配分で勉強する必要があるのかを定めてそれを実践する必要があります。

自分がどのようなペースで勉強を進めることができるのかということを経験則にすることができますし、そのような経験則をどんどん培うことによって、来るべき受験期に、適切なペース配分をしながら複数科目の学習を進めることができるようになるのです。

参考リンク:効率の良い勉強法を実現するために!あなたがすべきこと!

あと五点が伸びない生徒の抱える問題

根本的な問題

さて、「目標点数を設定することの意味」を説明しましたが、実はこれが一番のポイントなのです。

そもそも目標点数にもう一歩届かない生徒は、基本的に「目標点数に達する意識」があまり明確ではない傾向にあります。より詳細に表現すると、「目標点数の意味」をしっかりと捉えることができていないのです。

例えば、ある理科のテストで目標点を七十点に設定しているとしましょう。

さて、この「七十点」というのは、どのような根拠から導き出された数字なのでしょう?前のテストの点数が六十八点だったからでしょうか?

七割程度の得点率があればなんとなく及第点をクリアしていそうだからでしょうか?

おそらく、目標点数の設定に関して、そこに明確な意図が存在するというお子さんは少ないでしょう。なぜなら、どのようなポイントがどのような塩梅で出題されるのかという明確な指針が存在しないまま、適当に目標点数を設定してしまっているからです。

これでは、表向きは具体的な目標点数が設定されているようではありますが、結局はクリアできそうなイメージを持つ点数を適当にピックアップしただけのギャンブルでしかありません。

しっかりと分析を

まず大切なことは、どのような種類のテストであったとしても、そのテストがどのような傾向をもったテストであるのかをしっかりと分析することからはじめなければなりません。

この分析をするにあたって頼るべきが、塾であり家庭教師なのです。あるいは自分でしっかりと分析をすることができる方も中にはいらっしゃるでしょう。

さて、これらのプロの手によって分析されたテスト傾向等を踏まえた上で、それぞれにとって適切な目標点数が設定されなければなりません。ここではじめて、「正しい意味での目標点数」が設定されることになるのです。

この段階になると、漸く目標点数が現実味を有する目標として機能することになり、それをクリアするための意識を明確にすることができます。

具体的な意味をもつ目標に対して、具体的にどのようなアプローチを採用することが適切であるのかを考える。これができるようになってはじめて、目標点数をクリアするための大前提が用意されるわけです。

したがって、「今ひとつ点数が伸び切らない」「目標にいつも少し届かない」と悩んでいるならば、まずは、その「目標」を見直すことからはじめて下さい。

自分の目標、そのための勉強法を、少し客観的な視点から再構築してみると、案外簡単に、予想外に成績が上がるものです。

テストで「あと5点」をあげるために

さて、現実的で意味のある目標が設定されたとして、それに対してどうしてもあと僅か届かないというお子さんの対処法を考えてみましょう。

点数が届かなかった悔しさを忘れない

一番大切なことは、「今回残り僅か届かなかった」ということをしっかりと胸に刻むことです。あと少しで届いたのに、もうちょっとでクリアできたのに、という気持ちは、勉強に対して前向きな力をもたらしてくれます。

そして、あと少し程度の点差であれば、このような引き締まった気持ちをもって普段の学習に接することができれば、簡単に埋めることのできる範囲内です。

くやしさの気持ちを忘れさせないことが大切なことです。

目標点をクリアするためには何が欠けていたのか

次に大切なことは、僅かに目標に達することができなかったテストをしっかりと分析することです。間違えた箇所の正解を知ることももちろん大切なのですが、あと五点を獲得するためには

  • どの問題を正解する必要があったのか
  • どの問題ならば正解することができたのか
  • この問題を正解するためにはどのように勉強法を改善する必要があったのか、

など、「目標点をクリアするためには何が欠けていたのか」という視点からの反省が非常に重要になります。

百点をとることを目標としてしまっては足りない箇所は山のように導かれてしまうでしょう。これに対して、あと五点の目標点を目標とするのであれば、自分に足りない箇所を導くことはかなり容易な作業ではないでしょうか。

学習習熟度という観点からの復習ではなく、テスト戦略的な観点からの復習をすることもまた目標点クリアのためには重要な作業となります。

ケアレスミスはなくす

表面的なポイントを上げるとすれば、いわゆるケアレスミスや単純な記憶違いというものはできるだけ減らさなければなりません。

ケアレスミスがなければ五点をあげることは簡単だったのであれば、どのようにすればケアレスミスが減るのかということをしっかりと考えましょう。あるいは、教科書に記載してあった知識を勘違いしていたのであれば、どうしてテストまでの段階でその誤謬に気付くことができなかったのかを反省しなければなりません。

ただ、ケアレスミスが占める割合が多ければ多いほど、簡単に点数を上げることができると評価することもできます。

ケアレスミスが多い方は当然反省はしつつも、より高い目標点数を設定してみることをおススメします。

参考:ケアレスミスを無くすために!京大に合格できた私のケアレスミス対策

集中力を高める

生徒の数だけパターンがあるとも言えますので念のために述べておきますが、果たして試験時間中、しっかりと集中力を持続させることができているのでしょうか?

あと五点、もう少し、という生徒の中には、試験時間中に集中力を欠いてしまっているような子たちを観察することができます。

試験監督をしているとよくわかるのですが、おおよそ試験がはじまって二十分程度が経過したあたりから、どうにもそわそわする生徒や、ボーッと手が止まってしまう生徒がいます。

意図的に、より集中力を高めるために、試験時間中の自分をしっかりとコントロールすることを目的としているのであれば非常に素晴らしいことなのですが、たいがいこのような肯定的な意味で捉えることはできません。

おそらく普段から継続した時間集中しきることに慣れていないのでしょう。

この点に問題があるのであれば、集中力をつけるための訓練をすればよいだけですので、簡単に成績を向上させることができるはずです。

参考:勉強に集中できない理由と集中力を高めるために必要なこと

まずは目標設定から始めよう

目標点数をクリアすることができればそれはしっかりとした自信にすることができます。自信を積み上げることによって、それに比例する形で成績も向上していきます。

このような良いサイクルを築くためには、まずはしっかりと適切な目標を設定するという基本的なことから見直してはいかがでしょうか。

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