高気圧と低気圧!知っておきたい気圧の仕組みと動き

私たちの生活に大きく影響を与えるものの一つ、それが「天気」です。

学校・仕事へ行く前には、その日の天気予報を参考にして持ち物や身だしなみを決めることでしょう。

このように、天気は毎日、時々刻々と変化し、私たちはそれを当たり前のものと受け入れています。

それでは、どうして天気は常に変化するのでしょうか。

今回は「気圧」に焦点をあててみたいと思います。

気圧

天気を決定付ける根本的な原因は「気圧」の存在にあります。気圧とは、空気の圧力のことです。つまり、「大気が地表にのしかかる力」と理解することができますね。

あまりイメージをしにくいかもしれませんが、空気というものは常に移動をしています。私たちがそれを感じにくいのは、空気の移動が非常に大規模で起こっているからです。

天気について語るとき、この気圧を二種類に分けることができます。一つが「高気圧」、もう一つが「低気圧」です。

高気圧とは

高気圧とは、地表にのしかかる気圧が高い状態、のことを意味することになります。上空から空気が下りてくるために、地表面で大きな気圧がかかっているのです。

低気圧とは

これに対して、低気圧とは、地表にのしかかる気圧が低い状態、のことを意味します。つまり、上空へと空気が昇っていくために、地表面では気圧が小さくなっているのです。

それぞれの気圧がどのような性質・構造なのかをイメージすることは出来たでしょうか?その際に有用なポイントとしては、気圧とは何か、を常に意識することです。

高気圧と低気圧の原理

さて、高気圧と低気圧の大まかなイメージを掴んだ上で、どうしてこのような状態が発生するのかについて検討してみましょう。

ポイントは、下の図のように、高気圧と低気圧を一連の流れとして把握して、ストーリー立てて理解してしまうことです。


(画像:地上天気図の見方・ポイント解説より)

一点注意しなければならないのは、これらの循環は既に存在してしまっている、ということです。

つまり、「0」の状態からこれらの原理を説明しようとすべきではありません。

既に存在しているサイクルを物語ることがコツです。また、以下のサイクルを一連で説明した媒体はあまり多くありませんので、是非ご参考下さい。

高気圧と低気圧の一連の流れ

どこからスタートしても良いのですが、分かり易いポイントを選んでみましょう。

高気圧の地表部分

高気圧の地表部分はどのような状態でしょうか?文字通り、「気圧が高い状態」が存在しています。

では、気圧が高いとどうなるでしょうか?地表を強く押す大気の力といっても、さすがに地面を突き抜けることはできません。となると、外へと空気が噴き出されることになります。

高気圧の地表部分で、外へと排出され、押し出された空気の向かう先はどこでしょうか。それはまさに、気圧が低い部分、でしょう。

低気圧の地表部分

低気圧の地表部分は、高気圧の地表部分に比べて地表を押す力が小さいですね。つまり、高気圧部分の力に押し負けて、空気が流入してしまうのです。

そして、このような形で低気圧部分に空気が集まり続けると、低気圧部分のキャパシティーを超えてしまいます。すると、地表に集まった空気はどこかに逃げなければなりません。

しかし、地表ではどんどん空気が入ってくる一方なので、上に逃げるしかできません。

低気圧の上昇気流によって雲が発生する

したがって、低気圧部分では、地表から上空へと空気が上昇することになります。空気が地表から上空へと上昇すると、どのような現象が起こるでしょうか。

上空へ行くにつれて気温が低下し、その結果、雲が形成されます。

この点については露点・飽和水蒸気量の知識もあわせて復習しておきましょう。

この仕組みによって、低気圧の上空部分では、雲が発生しやすくなります。すると、雨や雪を降らし、天気が悪くなるのです。

高気圧・低気圧の知識の整理

上で説明した流れを把握していると暗記量を減らすことができるので有効なのですが、そこまでの余裕がないという場合には、以下の表の暗記すればよいでしょう。

高気圧と低気圧の要点

高気圧 低気圧
気圧の中心部分 下降気流 上昇気流
気圧の上空部分 雲はできない 雲ができやすい
風の出入 風が吹き出す 風が吹き込む
風の出入の方向 時計回り 反時計回り

高気圧では、風が時計回りに外に吹きだされ、低気圧では、風が反時計回りに流入する、ということです。

注意しなければならないのは、これは北半球での話だと言うことです。

南半球では、高気圧では、風が反時計回りに吹きだされ、低気圧では、風が時計回りに流入する、という現象が起こります。

この原理については詳細は省略しますが、地球の自転方向と、極部分・赤道部分における自転スピードの違い、が主たる原因です。この部分についての詳細に興味があればぜひ調べてみてください。

気圧のまとめ

いかがでしたでしょうか?体系だって覚えれば気圧はそれほど難しくはありません。

各地点の知識をしっかりと整理し、応用できるように自分なりのストーリーを頭に作りあげることができれば、すっかり得意分野になっているのではないでしょうか。

 

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