whetherとは基本的に「~かどうか」と、可能性が2つある場合に用いられる表現です。
何か迷っていたり、決められなかったり、ちゃんとやったかやっていないか覚えていない時など英語で表現したい時ありますよね。
そんな時こそwhetherが役に立ちます!!
基本的な文型は「主語+動詞+whether+可能性」となっています。なので、可能性を言う前にwhetherを付ければ良いと覚えるようにしましょう。
使い方はとても簡単なので、すぐに覚えて活用していきましょう!
whetherの使い方
2つの可能性がある場合の文章は以下のようになります。
I can’t expect whether she chooses a white dress a red dress.
(私は彼女が白いドレスを選ぶのか赤いドレスを選ぶのかどうか予測できません。)
このように赤いドレスか白いドレスか、のように2つの可能性を表します。
I don’t remember whether I locked the door before I went out.
(私は出かける前に鍵をかけかたどうか覚えていません。)
このように、二つの可能性を書かなくても、鍵をかけたのか、かけていないのか、という2つの可能性を表すことも可能です。
さらに
He can’t decide whether he buys a new car or not.
(彼は新しい車を買おうか買わないか決められません。)
このように、語尾にor notを付ける場合もあります。しかし、このor notは付けても付けなくても意味はほとんど一緒だと言われています。
or not は必要?
学習教材にはor notを必ずつけるという内容が記載されている場合もあります。
先生の指導方針や教科書もor notを必ずつけるようにという指示がある可能性が高いので、or notを付ける習慣を身につけるのも良いかもしれません。わからない場合は先生に尋ねてみましょう。
そこで、例文をいくつか紹介します。
whetherの例文
- I am not sure whether my younger brother go to the university or get a job.
(私は弟が大学に行くのか仕事をするのかどうかわからない。) - She is wondering whether she should go to shopping or gym.
(彼女は買い物に行くべきかジムに行くべきかどうか考えている。) - He does not know whether his friend get married.
(彼は彼の友人が結婚するのかどうか知らない。) - My mother forgot whether she should buy a bread or eggs.
(母はパンを買うべきか卵を買うべきか忘れた)
whetherと不定詞の組み合わせ
先ほど、whether以下を主語+動詞などの文章で構成する方法を紹介しましたが、whetherは不定詞でも活用ができます。
例えば、
I am not sure whether to buy a new car.
(私は新しい車を買うかどうかわからない。)
などのように不定詞を使うことによって、文章を短く読みやすくすることができます。しかし、主語と可能性で言われている主語が異なる場合は、不定詞は使えません。主語が統一されている場合は不定詞を使うことをオススメします。
そこで例文をいくつか紹介します。
不定詞を利用したwhetherの例文
- We could not decide whether to go to trip on last Friday.
(私たちは先週の金曜に旅行に行くかどうか決められなかった。) - My daughter did not tell me whether to go to trip.
(私の娘は旅行に行くかどうか私に伝えなかった。)
whetherとifとの違い
「~かどうか」という使い方は、実はifでも出来てしまいます。
I do not know if I should go to the university.
(私は大学に行くべきかどうかわからない。)
このように全く同じ意味でifでも使うことができるのです。
しかし、ifはwhetherよりも軽い言い方になります。つまり、日常会話などで友人や家族などに使うような言葉なのです。
対するwhetherはifよりもフォーマルな表現なので、文章で書くときや目上の人との会話などはwhetherを使う方が丁寧と言えます。
そして、ifでは不定詞を使うことができません。
I do not know if to go home.
とはならないのです。
同じ意味でifも使うことはできますが、不定詞が使えないこと、若干フランクな印象になってしまうことを注意するようにしましょう。
最後に
いかがでしたか?whetherを使うときのポイントを確認しましょう。
- whetherの位置は可能性の文の前に置く
- or notをつけなくても意味はほとんど一緒
- 主語が可能性の文と統一している時はwhetherの後に不定詞を活用してもOK
- ifは軽い印象、whetherはフォーマルな印象というのを把握しておこう
特に、or notは日本の学校ではかなり多く付ける傾向にあると言われています。付けないことによって試験の点数が下がるなどの可能性もあるので、しっかり先生と教科書を確認するようにしましょう!
何かに迷っている時など特に表現しやすい文法だと思います。
whetherの配置や、文章の作り方は他の文法と比べて簡単なので、ポイントを押さえて是非活用していきましょう!
自分で使えるようになるためには、文法に慣れる必要があります。文法に慣れるためには、なるべく多くの問題を解いたり、英文を自分で作ることが効果的です!
みなさん是非実践してみてくださいね!