現在完了はこわくない！現在完了が難しく感じる３つの理由と経験､継続､結果の使い分け

｢自分は英語が苦手｣「私は英語にむいていないのかもしれない」

そう感じるタイミングに多いのが、現在完了について習った辺りに多いようです。

つまり、「英語が分からなくなる単元」のトップにもっとも近い位置に、「現在完了」という単元がある、ということです。

しかし、現在完了はこわくありません。むしろ、理解できれば、テストの点数を稼げるポイントであり、長文読解においてあなたの大きな手助けとなってくれることでしょう！

あなたの「味方」である「現在完了」の理解を深めるために、これから現在完了について、完結・簡単に紹介させていただきたいと思います。

現在完了が難しいと感じる理由

現在完了でつまずいてしまう理由は単純明快です。その理由は、以下のたった三つが原因なんです。

ひとつのセンテンスが長い。
動詞について、過去分詞形を知らないといけない。
継続・経験・結果で使い分けが必要になる。

この三つ、これがあなたの英語を立ち止まらせてしまう原因です。挙げてみると、意外と少なくありませんか？

膨大な問題集や例文を見ていると、こんなのもう解けるはずがない、と感じてしまうかもしれません。

しかし、難しさはこの三つ、たった三つを、クリアすれば、あなたを阻む壁はグンと低くなります。今回は完了形の中でも皆が苦手とする、３番目の「継続・経験・結果」について詳しく説明します。

現在完了の経験、継続、結果の使い分け

経験

経験を述べる際の現在完了。日本語訳をする際には、「～したことがある」と訳します。

例文:I have read this book many and many times.

(私はこの本を何度も読んだことがあります。)

センテンスの作り方:

主語 have 動詞過去分詞形…

難しく考えることはありませんが、動詞を「過去分詞形で書く」ということに注意してください。上記例文を読んで、「でも、readは現在形じゃないですか！」と思った方は、要注意ですよ。

read-read-readやcut-cut-cutのように、発音は変わってもスペルは変わらない動詞があるのです！

また、不規則動詞と言って、スペルがまったくかわってしまうものや、発音が独特なものなど、様々あります。

学校の宿題や授業などで、「意味がわからない」と、辞書を引く機会がたくさんあることでしょう。

そのときは、何かわからない単語があって辞書を引く時には、、その活用形まで目を通す癖をつけてみましょう。

継続

例文:I have lived in Japan for eleven years.

(私は、11年間ずっと日本に住んでいます。)

センテンスの作り方:

主語 have 動詞過去分詞形 …

ずっと～している、という、継続には、「現在もまだ継続して～している」という意味が隠れています。

上記の文であれば、11年間日本に住んでいて、「今も」日本に住んでいる、ということを表しています。

過去形の文章との違いは、上記日本語訳からもわかることと思います。過去では、「今はそこに住んでいない」という事実が隠れていますよね。

結果

例文:I have already cleaned my room.

(私は既に自分の部屋を片付けました。)

センテンスの作り方:

主語 have already 動詞過去分詞形 …

現在完了の結果は、文字通り「なにかをした、という結果や完了したこと」を述べます。

already(すでに)やyet(まだ、もう)といったお決まりの副詞が一緒に出てきますので、日本語訳で、「この単語なんだっけ？」と慌てないように、覚えておきましょう。