国語の長文読解3つコツ!物語文は「人物」「場面」「気持ち」を捉えよう

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受験の国語では、どの学校でも長文読解が出題されます。非常に長い文章が一つという学校もあれば、文章が三つという学校もあります。

どの学校でも物語文は出題頻度が高く、受験では避けて通れないと言えるでしょう。

論説文や随筆文に比べ、物語文は読んでいる人は多いです。普段する読書は、ほとんどが物語文ですから当然とも言えます。

しかし「得意」と言える人は少なく、「話は分かっているのに答えが出せない」と悩むことも。

今回は点数につながる物語文の読み方について、コツを三つに分けて説明します。

人物をつかむ

物語文には必ず登場人物がいます。人だけでなく、動物や植物なども含め、登場人物は重要です。主人公を中心に、メインとなる人物が出てきたら注意を向けましょう。

名前を整理する

登場人物には名前があります。が、必ずしもフルネームで登場するとは限りません。

たとえば「山田タロウ」というキャラクターがいるとします。友達からは「タロウくん」、先生からは「山田くん」、妹からは「お兄ちゃん」と呼ばれています。同じ人間なのに、三つの名前が出てくることを整理しなければいけません。

「私(僕)」の名前も整理するポイントです。意外に思うかもしれませんが、人は文字を映像化することが苦手で、「どこで誰が誰と話しているシーンなのか」をイメージせずに読み進めていることが多いのです。

呼び名の数ではなく、実際に登場するのは何人なのか。今、この場面にいるのは誰なのか。常にイメージできることが大事です。

人物関係はメモも有効

登場人物が複数いる場合、それぞれの関係を整理しておくと話がつかみやすくなります。

友達なのか、好意はあるのかなど、名前とともにまとめます。人物が増えてきたら簡単な相関図のようにメモするのも良いですね。国語でも問題用紙の余白を活用しましょう。

2.場面を分ける

多くの物語文は、同じ場面だけで進むことはありません。場面を変えて物語を進めます。

長い文章もいくつかのまとまりに分けて話を追うことで、内容をつかみやすくなります。

時間は場面を変える

場面変化の代表は「時間の変化」です。舞台が学校であれば、授業中と放課後で場面が変わるかもしれません。一日、一週間、一年と時間が経てば、当然場面も変わります。

場所の変化にも注目

時間と同様、「場所の変化」にも注目すると場面分けがしやすくなります。時間の変化についての記述はなくとも、家から学校へと場所が変わっていれば時間も変わるはずですから。

3.気持ちの流れを読む

物語には必ず気持ちの変化があります。

たとえば「悩んでいた主人公が、人との出会いをきっかけに前向きな気持ちになった」というストーリー。話の全体を通して気持ちの変化が描かれます。

友達の言葉に「喜ぶ」、宿題を忘れて「困る」、ケンカをして「怒る」など、細かい気持ちの変化にも気を配りましょう。

気持ちを表す言葉は印をつけておく

文章中ではっきりと気持ちを表す言葉が描かれている場合は印をつけておくと役立ちます。「

見れば分かるから印は要らない!」と子供は主張しますが、時間制限がある中で読んでいると、見つけるのは大変です。視覚的に目立たせるため、印をつけるクセをつけたいですね。

「涙」や「大声」は気持ちを表す

間接的に気持ちの変化を表すものにも注意しましょう。

代表的なのは「涙」や「大声」です。

涙は「嬉しい」「悲しい」「感動」など、様々な気持ちが高ぶることで出ます。大声を上げるときの気持ちも、「怒り」「恥ずかしい」「驚き」など様々。

直接的な表現だけでなく間接的な表現も読み取れると、ストーリーがさらに頭に入ります。

物語文は「心」でなく「頭」で読もう

読書としての物語は「心」で読むものですが、こと受験の読解に関しては「頭」で読まなければいけません。主人公に感情移入してしまうと、それ以外の登場人物には鈍感になってしまいます。

読書は受験勉強にならない、というのはこのためです。

全体を外から眺めるイメージで、「人物・場面・気持ち」注意して読めば、点数につながります。読書ではなく読解ということを意識して、読むことが大切ですね。

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